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 テレマークスキーに想う事


 
 相変わらず良く聞きます。"テレマークは山に登るための用具でしょ?”と。
 確かに間違いではありませんが、それが全てでは無いですよね。
 山の斜面を歩いて登るのは一つの機能であり、一つの手段です。
 歩いて登る山で真価を発揮するテレマークですが、レースはもちろん、ゲレンデで
 のスピードターンやコブ、パークなども難なくこなし、静かな森林の散策にも威力
 を発揮する"Super Ski"がテレマークだと思います。

 
 日本では、テレマークの歴史が浅く、情報がまだまだ少ないのが現状です。
 そのため誤った、偏った情報が流れていることはとても残念です。
 そしてここ数年、テレマークの用具は着実に進化を続けているのですが、その進化
 が重い、硬い用具へと偏ってしまっていることも大きな問題だと考えています。
 バリエーションが増えるという意味では大歓迎なのですが、従来からの細くて軽い
 板、ライトなレザーブーツなどが市場から消えることはテレマーク文化の喪失に繋
 がり、悲しくもあります。

 
 最近、スキーを履いてツアーを楽しむ方が増えている様ですね。
 そして、その多くがAT(アルパインツアーリング)スキーを選択していることも事実
 の様です。
 何故でしょうか。
 ATスキーは、テレマークよりも軽い・・ テレマークよりも滑りやすい・・が、
 どうも定説になっている様です。
 本当にそうなのでしょうか。私の意見はNoです。偏った情報のため、テレマークが
 誤解されている様に思えてなりません。
 板に関しては、テレマークもATも関係ありません。好みのメーカーから好みの機種
 を選択すれば良いことです。ビンディング、ブーツも種類は少なくなってしまいま
 したが軽い組み合わせはチョイスできます。滑りやすさではテレマーク技術に限っ
 ては特有の技術習得が必要ですが、現実には常にテレマークターンを強いられる訳
 ではなく、ツアー等ではアルペンターンも活用します。
 逆にテレマークのメリット、楽しみとしては、爪先立ちでの歩行を強いられるATシ
 ステムよりも自然で快適な歩行が可能であり、ATスキーでは不可能な"テレマークタ
 ーン"を楽しむことが出来ます。
 テレマークもATスキーもアルペンスキーもそれぞれに個性を持っています。
 あくまでもそれぞれの個性であり、優劣を付けられるものでは無いと思うのですが、
 現実的には、どちらかが軽いから優れている、どちらかが滑りやすいから優れている
 という話を良く聞きます。
 勿体無いことです。残念なことです。
 もっともっと、自由な視点、発想で幅広くスキーを捉え、楽しめば良いと思うのは私
 だけでしょうか。

 
 私はアルペンスキーを通じてスキーに魅了され、その過程でATスキーも楽しみ、テレ
 マークも楽しんでいます。それぞれに魅力があり、私の中では皆、同じスキーです。
 その中で、特にテレマーク特有の動きがたまらなく好きで、夢中になっています。
 テレマークはテレマークの用具を身につけた人だけが手にすることが出来る素敵なプ
 レゼントです。
 重い、軽い、滑りやすい、難しい等、それぞれのタイプには色々な意見、考えがあり
 ますが、それらは優劣では無く、個性です。
 個性豊かなスタイルの中で私は"テレマークターン"が楽しくてたまらないのです。
 テレマークの技術が面白いのです。歩けてアルペン並みに滑れるテレマークの用具に
 魅力を感じ、テレマークターンに恋をしてます!
 誤解を恐れずに言えば、シンプル軽量だからと言うよりも、テレマークターンが好き
 だから今も、これからもテレマークなのです。
 転ぶと、ぐしゃぐしゃになりながらも笑顔になれるテレマーク!
 楽しいテレマークに難しい理屈は、似合いません。

 


 -店舗情報-
テレマークスキーショップSOU

〒537-0024
大阪市東成区東小橋1丁目6-22
TEL 06-6224-7825
FAX 06-6224-7825